はじめに
第87回情報処理学会全国大会に2pページ論文を提出しました。今回は論文の概要や内容には触れずに論文を書いていて感じたことについてまとめます。
論文作成の流れ
4月
- どこかで年度内に学会発表に行きたいと教授に話す
5~10月
- 関連研究を探す
10月
- typst での論文のテンプレートの作成を始める
→ https://github.com/kajiLabTeam/ipsj-national-convention-typst-template
11月
- typst テンプレートの完成
12月
- 論文作成開始
1月
- 論文提出
反省
Typst を使うべきではなかった
- PDF形式のファイルを読み込めないのが辛すぎる
- テンプレートが既に用意されているものを扱うべきだった
- $LaTeX$ の環境構築をやっておきべきだった
あらかじめファイル容量の限界を知っておくべきだった
- 画像が適切なファイルサイズで用意されていなかった
- 最終日になんとか修正したので、あらかじめ気にかけるべきだった
関連研究
広い範囲で探しすぎた
- AR・MR系の基礎研究やMRのプラットフォームの検討に関する論文を漁っていた
- 今回の研究とのつながりはなくはないけど、関連研究として引用するにはつながりが少し遠いと思った
- より直接的な関連を持つものを初めから探しておくべきだった
探す絶対数
- もう少し網羅的に探すべきだった
- 日本語論文や英語論文、情報処理学会やACM以外の論文も探すべきだった?
論文の進捗
- 今回は論文を大まかに4回ひっくり返した
- 書き始め自体は遅くなかったと思う
- ただ論文を集中して書いた期間自体は短かったように感じた
- 図3の作成が遅かった
- アプリが存在していなかったので、その作成を行った
- 撮影にもかなりの時間がかかった
- 元から用意しておくべきだった
- 図1の調整が長かった
- これは仕方ない
- 他の人に相談をもっとするべきだった
- 日本語的なところじゃなくて、論文の構成とかもっと踏み込んだ話を壁打ちで誰かとやった方がよかった
終わりに
今回は初めて論文を書いたのでよく分からない中で雰囲気でわりと頑張っていた感があった。書き始めるのを早くしてよかったなとほんとに思います。梶先生と結構たくさんお話できたのはよかったけど、それ以外の人とももっと話すべきだったなと思う。これから発表資料の準備が必要になるのでそっちも頑張りたいです。