
はじめに
3/13~3/15で立命館大阪いばらきキャンパスにて開催された情報処理学会 第87回全国大会に参加しました。 3/14に学生セッションにて講演を行い、学生奨励賞をいただきました。
情報処理学会 第87回全国大会とは
本会が年1回(春季)開催する学会最大のイベントです。最新の学術・技術動向や情報に関する新しい研究成果やアイディア発表を通し意見交換・交流を行っています。約1,200件の一般講演発表に加えて、招待講演やパネル討論などのイベントも合わせて開催しています。 「全国大会」, 情報処理学会, https://www.ipsj.or.jp/event/national_conv/national-conv.html , 2025/3/15

引用の通りのイベントで2025年は立命館大学で開催されました
セッション・タイトル
学生セッション[5ZF会場](3月14日(金) 12:40〜15:10) 【VR/MR】 5ZF-02 複数のMRコンテンツを統一的に利用できるMRアプリの基礎検討 ○柴田青賢,梶 克彦(愛知工大)
VR/MRというセッションにて、「複数のMRコンテンツを統一的に利用できるMRアプリの基礎検討」というタイトルで講演させていただきました。
そしてありがたいことに学生奨励賞をいただくことができました。
感想
キャンパス
とにかく広い。全てのスペースにゆとりがある。廊下も人が何人横に並んでいても困らない程度には広い。
フリースペースが充実している。信じられないくらい充実している。座れる場所が多いのはもちろんのこと、自由に使えるコンセントやディスプレイを設置している場所がいくつもあって、愛工大では信じられない。また学内に学生が自由に使えるミーティング用のボックスがいくつもあって、大学生の需要を理解していた。
これはそれは通いたいと思える。
発表
今回はセッションの中で質問をするのを意識していました。流石に一度も質問せずに帰るのは避けたかった。1日目のセッションで同じ研究室の人が発表するセッションの中で質問を行いました。ただまぁ内容自体はあんまり良くなかったかな…。建設的な議論をするための質問をどのように考えればいいのかがあんまり分からなかったです。ただ座長さんの質問や他の教授さん方の質問を聞いていて、そういう風に考えて質問するんだと勉強になることが多かったように思います。
発表についてはセッションが始まる前はめちゃめちゃに緊張して、お昼ご飯に買っていたメロンパンを食べるのに結構時間がかかりました。2人目の発表だったので、1人目の人に絶対質問しようと考えていて、質問をしました。お世話になっている教授さん方たちと、同じ研究室の人達、他の大学の方々の前でこれから発表すると思って質問をしたのでめちゃめちゃ緊張しました。逆に質問が終わったあとに緊張がほぐれて比較的リラックスした状態で発表ができたと思います。
発表の内容については割愛します。論文が一般に公開されたときにご覧いただくか、私本人に聞きにきてください。
ただ非常に鋭い質問というかご指摘というか、新規性があるのかという部分について質問されまして、絶対に食い下がってはいけない、必ず新規性は存在している!!という気持ちで応答しました。
発表が終わってしばらくしたら他の人が発表している中で、これまで感じたことのないタイプの腹痛に襲われました。それまでの緊張が一気に体に返ってきたのかわかりませんが、しばらく発表に意識がいかないほどに痛みに悶えていました。薬を飲んでからは改善され、発表を聞いていました。(整腸薬を持ってきていた過去の私に感謝します)
総評
スライド
今回は本当に完成が遅くて、3/12(発表の2日前)に資料が完成しました。デモ動画を撮ったのが3/11だったのでぎりっぎりでしたね。非常に良くなかったです。また怖くて梶先生の前で発表練習を行うことができませんでした。それほどに完成度に自信があるとはいえない状態でした。ただ今回は初めから台本を用意しておらず、自分の言葉で話そうと思っていて、それはある程度できたかなと思っているのでその点は良かったです。逆に準備期間が長かったら、台本を書いていましたね。発表の1週間前の段階ではまだスライドとしての体裁も怪しい状態で、本当に梶先生のおかげでスライドが形になったと思います。これからはもっと準備をしっかり見通しを立てて行いたいですね。今回はとても見通しが甘かったです。
終わりに
今回は初めての学会発表だったのですが、無事に発表を終えられました。それだけで本当に良かったです。ここからステップアップしていく土台にしていきたいですね。 これから研究室配属もありますのでより一層頑張っていきたいです!!!